「坐骨神経痛」を病名と思われている方が多く、「お医者さんで坐骨神経痛と言われ、湿布と痛み止めをもらいましたがなかなか治りません」 と言われる方がいらっしゃいます。 坐骨神経痛は症状であって病名ではありません。 痛みやしびれは坐骨神経に沿って現れますので、お尻から下肢全体に及びます。 原因は腰椎ヘルニアかもしれませんし、腰部脊柱管狭窄症や変形性腰椎症、はたまた仙腸関節や梨状筋といったところにあるのかもしれません。 何かの疾患が原因で起きている坐骨神経痛の症状は、その原因を特定、治療しないといつまでたっても治らないということです。 ですから、ふくらはぎの外側が痛いからとそこに湿布を貼っても痛みはとれません。 長い期間、湿布とお薬で症状が緩和しなかった方が一度の鍼灸整体治療で完全に痛みがなくなるとは言えませんが、坐骨神経痛の原因となっている箇所がわかって治療出来れば、きっと今までよりも症状の改善が得られると思います。 腫瘍や感染性疾患による炎症が原因のものや麻痺や排尿障害といった重篤な症状なものは対応しかねますが、長年「坐骨神経痛」の症状でお困りの方はぜひご相談ください。