皮膚トラブルで多い1つに湿疹があります。
自分で蚊に刺された?あせも?吹き出物?と思っていたら、全く違うものだったケースもあります。
先日来院された女性はアトピーだと思っていたら皮膚科で掌蹠膿疱症と診断されました。
手の皮膚の症状の他に首、肩、肋骨、股関節など関節痛を伴っています。
まず頭を上に向けることが痛みで出来ません。
そして右肩を挙げることも辛くて出来ません。
施術は瘀血処置で腹部の圧痛を取り除き、
次に首肩の筋緊張に対してアプローチした後、
足の操法で骨盤と肋骨のバランスを整えます。
最後に首肩の操法で仕上げると頭が上に向けるようになり、
右肩も楽に挙がるようになりました。
症状が強くなる前に食生活の乱れ(外食、ジャンクフード)が多かったとのことなので、
胃腸に負担のかからない養生法をアドバイスしました。
症状があるから大変なのではなく、症状が出ていない時も潜在的に原因があるのです。
チョットしたことが症状を誘発することになるので、
日頃の体調管理は身体の内外の調和を整えることが大切です。