先週まで満開だった桜も温かい日が続いたため先日から散りはじめました。
気温と気圧の変化のある季節の変わり目は
逆子の予約が増えます。
特徴は妊娠30週と35週に分かれていることです。
妊娠30週の人は電話で質問をするけれどスケジュールが確定しないパターン。
まだ仕事をしていて産休に入る前なので予定が立たないようです。
逆に妊娠35週の人は予約を直ぐに入れて来院します。
ずっと逆子のまま何か方法はないかと検索して探す人と直前に逆子が判明した人。
やはり妊娠30週頃から逆子のままの人は、
直前に逆子が判明した人に比べて戻りにくい傾向があります。
赤ちゃんも逆子の状態に慣れてしまうのでしょうか?
ちなみに妊娠38週で逆子が戻った人は過去に3人います。
ほとんどの人が帝王切開の予約を入れているため鍼灸を受ける機会がないです。
多くが鍼灸を5回前後して妊娠36週までに戻るのが大半です。
早い時期に鍼灸治療をした方が治療回数が少ない傾向があります。
また当院では透熱灸と言って
経穴(ツボ)に熱さが伝わるまで
お灸をします。
お灸を感じやすい人ほど戻りやすい傾向があります。
逆に感じにくい人は感覚鈍麻になっているので施灸の回数が多いです。
それでも何度か定期的に通院してお灸を繰り返しているうちに
熱が経穴(ツボ)に伝わりやすくなります。
お灸をする姿勢や経穴(ツボ)は、一人ひとりの状態によって異なります。
姿勢まで違うことは一般的な鍼灸師でも知りません。
18年前から始めた逆子鍼灸も臨床経験から、さらに進化しています。