相模原市在住 37歳女性 会社員 Hさん
Hさんは体質改善を目的に当院へ来院されました。
日頃から骨盤の歪みが気になり、頭痛や肩こり、足の冷え、むくみに悩んでいました。
それに加え、メニエール病によるめまいの症状もありました。
そこでHさんのお身体を全体的に診ていきました。
まず気になったのが血液の流れ方でした。
当院では採血せずに末梢の血管の状態や血流を観察する機械があります。
それでHさんの血液を見てみると、末梢血管の変形は少なく、形はキレイでした。
それなのに血液の流れがとてもゆっくりだったのです。
Hさん自身も「皆さん、こんなゆっくりなんですか?」と質問されるくらいで、
「血流が良い人はもっとサーっと流れています。」と説明すると、
「だから私足の冷えとかむくみ出やすいんですかね」とちょっと納得。
続けて、全身状態を診るために舌をみてみました。
すると、Hさんの舌はとても色が淡く、全体的には白っぽい印象でした。
舌の色や形は全身状態を把握するうえでは、
とても大事な観察部位です。
Hさんのように色が淡い人は、「血虚」と言って
血が不足している時によく診られます。
逆に色が青紫色がかっていたり、舌の裏の静脈がはっきり見える方は
「瘀血」と言って血の滞りがある状態です。
日頃から食事はほぼ自炊というHさんですが、
摂取する食品には偏りが多くみられ、食生活から意識して改善するよう指導し、
鍼灸治療で全身に血がしっかり巡るよう整えていきました。
しかし、治療を重ねても舌の色はなかなか変化が見られずにいました。
食事や水分を意識し始めてから、体調は自覚的にも良くなっていたので、
Hさんと「何でだろう?」と話をしていました。
そして次にいらした際にHさんが
「先生、わかりました。実は私、貧血だったみたいです。
病院で血液検査してもらったら、正常値より低くて、血液の成分的にも薄いって言われました。
自覚症状は何もなかったんですけど、やっぱり身体には出てたんですね。」
と話してくれました。
それか鉄剤も合わせて飲み始めました。
飲み始めた当初は便秘になりがちでしたが、鍼灸治療で腸の働きを整えながら飲み続け、
便通も改善されました。
そして、徐々に舌の色にも変化が表れ、赤みが出てきました。
「自分でも日頃から舌を見るようにしてるんですけど、
明らかに前とは違うなって気がしてて、今度の血液検査が楽しみです!」
とHさんも実感していました。
そしてその後の血液検査で、見事数値は改善され、貧血の診断は出ませんでした!!
検査をしてみないとわからないこともありますが、
私たちの身体は日々いろいろな情報を教えてくれています。
そこに一早く気付けることが、体調管理においては重要なことです。
特にHさんのように体質改善を希望される方は、まずご自身の体質をしっかり理解されることが必要になります。
そうすることで、今の自分の何が問題なのか、
どこを改善する必要があるのか、大本の原因がわかります。
ついいろいろな症状に目が向きがちですが、なぜそのような症状が出ているのか
まずそこと向き合ってみてはいかがでしょうか?
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お客様個人の感想であり、効果・効能を保証するものではありません。